こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

オーダー料について

昨日の夕焼け。こんなにきれいだったのに、今朝は雨。一日降り続きそう。
ジメジメがひどく、革製品を扱うものとしては一番嫌な季節です。今年は特に気温の変化が激しい分、湿度が高いような気がします。

さて、今週もオーダー分のサンダルの制作が続いています。6月末までのお約束の方々にちゃんと約束通りお渡しできるようスイッチを全部入れてがんばってますが一部、お渡しが7月初めになるかもしれません。いましばらくお待ち下さいね。

オーダーのサンダルの場合、オーダー料として別途¥3150いただいています。kikaさんでの展示会ではこのオーダー料がハードルとなってしまうこともあり、お客さまには申し訳ないなぁと思うのですが、どうぞご理解ください。
展示のためのサンダルつくりは木型の修正なしなのでかなり並行して作業を進めます。縫うのも同じ色の糸ならまとめて縫います。よって通常のものよりできあがるスピードが速くなります。
サンダルを作り始めた当初はオーダーの場合の価格の表示をしていて、現品を求められた場合には3000円引きということにしていました。オーダー靴の場合は今でもそういう表示のしかたにしています。(現品をもとめられることは少なくてほとんどがオーダーなので)
サンダルの場合はクツよりサイズがシビアではないということで現品をお買い上げになることが多いので現品の価格表示をすることにしました。だから「オーダーだと高くなるのね」ということではなく、「ここにあるものだとお安くなるのね」と思っていただければ幸いです。それと展示会中はいろんな方がためし履きなどもされるのでまっさらの新品!ということではないという点でもオーダー品との価格の差をつけるべきなのかなと考えます。

たかが3000円、されど3000円。
だけどつくり手としては3000円以上の情熱を注いで今つくっています。
どうぞヨロシク。

オーダーならこんなユニークな色の組み合わせも!