こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

しらす丼

サンダル帽子展のとき、お友達にしらすの食べられるお店は?ときかれて考え込んだ。
しらすと言えば腰越か江の島あたりに行けばどこでも"しらす丼"ののぼりが立っているのだけど鎌倉駅周辺や鎌倉宮近辺ではあまり心当たりのお店がない。
そこで湘南在住の知り合い何人かに尋ねてみたところ、返ってきた答えは一様に『えっ?しらす?買って来てうちで食べた方がいいと思うけど』というものだった。
そうなんです。地元の人たちにとってしらすはお店で食べるものではなく家で食べるもの。シラス丼なんてのっけるだけだもんねー。
我が家ではごはんの上に釜揚げシラスをのせて錦糸卵と大葉の千切りにゴマをぱらりと散らしてお醤油で食べるのが定番ですがネギとおろし生姜でシンプルなのもおいしい。
先日はちょっとひねって洋風(?)に。角切りしたトマトと千切り大葉と釜揚げしらすをポン酢とオリーブオイルをあわせたタレにつけて冷やしておきます。雑穀ごはんの上にのっけて万能ネギを散らせばカフェ風どんぶりに。ポン酢+オリーブオイルって和食を新鮮な味にしてくれる。なるべく風味の良いオイルがいいみたい。

そして講習会で疲れ切って帰宅した昨日の夕飯はデパ地下のえぼし工房しらす丼。これが少し変わっていて素揚げしたナスとかぼちゃがのっていた。しらすとナスとかぼちゃを混ぜまぜしながらごはんを食べるとこれが合うんですね。江の島あたりでこういうちょっと変わったシラス丼メニューのあるお店があると繁盛しそう?なんて思いながら完食。
どんぶりごはんってアバンギャルドですな〜。今夜もしらすにしよっかな。