こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

腎不全フード

ゆっきんさん、こびとく工房にて窓全開で外を眺めてます。
いわゆる「マンションの廊下側」のお部屋がこびとく工房。廊下を誰も通らない早朝の時間だけ窓全開にできます。
ここから外を眺めるのが日課の彼女。出窓に置かれた木の置物(ラクダとクジラ)を以前までは上手に避けてまたいで通っていたのが最近ではいつもラクダを倒してしまうようになりました。これもまた老化のひとつ・・・。毎朝工房から何やらカシャンと倒れる音が聴こえることが多くなってきてます。

ところで腎不全フードについてさらに調べてみました。
ありがたいことに様々なフードについて詳しく成分表を載せてくれてるサイトやブログが数多くあります。それらを参考に気付いたことをここにメモがわりに記します。
まず、盲点だったのが腎不全フードの副作用について。
腎不全フードはタンパク質、ナトリウム、リンを抑えているというのが基本なのですがタンパク質を減らしている分、脂肪や炭水化物が多めのものが多いらしい。特に脂肪は普通のフードの2〜10倍あるそうでそのため糖尿病や高脂血症になったり肝臓を悪くする場合もあるそう。
血液検査の結果でゆっきんさん、飼い主と同じくコレステロールが高めだったのでこれは気になるところ。
そしてどこんちの猫ちゃんも腎不全フードには難色を示すようで食べてもらうためのアイデアもいろいろ。水でドロドロ作戦は成功例も多い様子。これまで食べていたカリカリを粉々にくだいて療法食にかけてニオイを移す方法や、療法食を密閉出来る容器に入れ、そこにお茶パックなどにかつおぶしを入れたものを同封しかつおのニオイをフードにつけるという方法など、どうもニオイがカギになっているみたい。ウェットフードの場合はレンジで10秒くらい温めるとニオイが出て少し食べてくれるということもあるみたい。わたしも試してみよう。

これまで試したフードの成分表を比較してわかったこと。ゆっきんさんが好んで食べたのはどれもナトリウムが高いものだった。
ウエットの場合、ナトリウム量がスペシフィック0.08、k/d0.09、腎臓サポートパウチフィッシュ0.08、腎臓サポートパウチ0.12で腎サポパウチが一番食いつきが良かったのだ。ドライの場合も同様で腎サポ0.23、腎サポスペシャル0.35という数字が示すとおりスペシャルの方に軍配があがった。
まあ、これまで普通にかつおぶしをゴハンにのせて食べてたり、釜揚げシラス(特に塩味が多い浜野水産が頻繁に)がおやつだったりしたのでしょっぱ系が好みになってしまったよう。これは飼い主の責任か・・・。

それにしてもとにかく療法食の食いつきが良くないので療法食以外になにかないのかと思っていたら普通食の中にもタンパク質、ナトリウム、リンの数値が療法食と変わらないものがあるようだ。
そのひとつが 7歳からの健康缶おかゆタイプ である。おいしそうなので今度試してみることにしよう

さて、さて本日サンダル帽子展3日目。雨の予報ではありますが空も明るくなってきたようにも見えます。本日は1時過ぎからはkikaさんに在廊します。どうぞお越し下さいね。

パスケース追加でつくりました
価格も見直し¥1100(税込¥1155)です
kikaさんにて販売してます!