こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

アンバランスな減り方

先日お客さまからお預かりしたクツですが革底がカラス仕上げだったのでどんな風にすり減っているかが一目瞭然でわかりました。左足は親指側がすり減っていて、右足は小指側が減っている。

フットプリントをとらせていただくとやっぱり左親指下あたりは濃く写ってタコもある。
採寸前から見た目であきらかに目立ったのは左足が内側に倒れているなぁということ。土踏まずの上に覆い被さるように倒れ込んでいた。
で、右は外に倒れてる(小指側が減っているので)とすると右肩が下がった歩き方になっているのでしょうか。だとするとこういうクツの減り方になるのかも。

とわたしにわかるのはここまでです。
このアンバランスをバランスの良い状態にしてゆくのがインソールなのだと思うのですがそこはまだ勉強中なので。

自分で履くクツにはパッドを入れて試してみたりしてます。このトレランシューズ、以前ブログに書いたようにいつも足裏が痛くなってしまうのでパッドを貼ってみました。足に合わせて位置を決めると思ったより下の方に貼ることことになって、このシューズのサイズが大き過ぎるように思えます。
確かにこのシューズはサイズ23センチで本当は22.5センチを買いたかったのだけど、トレラン業界ではトレラン用シューズは普段のクツサイズより大きめのサイズを推奨するらしく店員さんの勧めもあり大きめを買ったのでした。そういえばランニングシューズも大きめを勧められるんですよね。幅はヒモを絞めれば調節できるけど、踏まずの位置もずれるし、クツの曲がる場所が足の曲がる位置ともずれると思うのにどうなんでしょう?

そういえばロッククライミングする方はつま先に余裕のない専用シューズを履くので大きめのクツにすごく抵抗があるときいたこともあります。とにかくクツ選びって悩ましいですよね。

このトレランシューズのインソールには走って試しながらさらにカカト部にもパッドを貼りました。本番のレースで良い働きをしてくれるでしょうか?楽しみです。

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