こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

革のパスケース

引き続きパスケースつくってます。
よくよく考えたら、現在では定期券はスイカパスモになっているので駅員さんに見せることはしない訳でカードの入っているところは透明にする必要はないことに気付きました。
ということはこんなにシンプルでいいのです↓
わたしのようにすぐになくしたり、落としたりする人のためにヒモをつけられるようハトメをつけたバージョンもつくってみました。なんかマグカップみたいですね。(ビールのジョッキにも見える?)

どれも余り革だけど組み合わせを考えるのも楽しい。

みんなそうだと思いますが、わたしは混んだ電車がニガテで目的地手前で降りてしまいたくなる気持ちと戦いながら乗っています。そういうときに革のものを握りしめていると少し落ち着きます。これまではそれが革のブックカバーでした。これからはこのパスケースが精神安定剤になってくれそう。

取材のときよく「なぜクツつくりを?」という質問をされますがその理由のひとつが革が好きだからということ。クツが好きなのではなく、きっと革が好き。
革を触っていると気持ちが落ち着く、安らぐ。革のにおいも同様。
そういうふうにできているのです。