こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

野鳥の会へのお誘い

野鳥の会の来年度の新しい会員証が届く。今度はコチドリ。好きな鳥なのでなんとなく嬉しい。

会報によると最近、会員数が減っているとのこと。やはり不況と関係あるのだろうか?そこで少し、野鳥の会について宣伝してみることにします。(注・別に頼まれたわけではありませんヨ)
会員にはいくつか種別があるのだがわたしは「赤い鳥会員」という支部型の会員になっている。神奈川支部の場合、年会費は4千円ちょっと。たったこれだけで探鳥会に無料で参加できる。「はばたき」という名の会報が毎月送られてくる。会報には探鳥会の予定があるのだが毎土日には県内どこかしらで探鳥会が開催されている。平日の探鳥会もある。一部を除き、ほとんどが事前の予約が不要で当日決められた時間に集合場所まで行けばいいのである。この点が一番気楽なところ。
探鳥会では数名の担当者がついてくれて詳しく案内してくれるので初心者でも安心。双眼鏡だけは持参した方がいいとは思うけど望遠鏡は持っている方がみんなに覗かせてくれるので高い倍率でしっかり観察もできる。手にとるように鳥が見えるのって感動ものです。

そして連れがいないからと尻込みしている方へ。
ほとんどの人が単独参加です。
というかもともと単独行の好きな人の集まりという気がする。探鳥会で何度か顔をあわせるうちに親しくなったりはしますが基本はみんなひとり。わたしはそれが一番気に入ってます。特に女性って群れたがるけど野鳥の会の女性陣はあんまりそれがない。お昼のお弁当もひとりでヘーキ、連れションもなし!みたいなスタンスが居心地いいのです。みんな単純に鳥が見たくて来ている、そんな感じ。
お互い交わす会話もほとんど鳥の話。家族構成とか仕事とか浮き世のモロモロについて訊ねられたことなど一度もアリマセン。お互い名前さえも知らないのに鳥についてあつ〜く語ります。まさしく同好の間柄。
参加されている年齢も様々で小学生もいれば相当年配の方も。確かに中高年の方が中心ではありますが最近は若い人(20代30代)の姿も。それでもわたしくらいの年齢でも「お嬢さん」扱いされます。←こんなんここだけです!

○○セミナーみたいな有料の自然観察会の1回分の受講料が年会費くらいですので興味のある方はぜひご入会を。入会パンフレットはコチラで申し込めます。会費は自然保護にも役立てられます。
詳しくは日本野鳥の会サイトをご覧下さい。今なら入会すると図鑑プレゼントもあります。

ところで2月号の会報にトレイルランについてのコラムがあった。狭い登山道でなぜ、「マラソン競技会」をするの?というタイトル。確かに登山道というのはもともと歩くためにある。ハイカーを押しのけ、付近の植生を踏みにじりの全力疾走・・・。問題だと思う。
だけど山を歩くスピードの倍くらいのスピードで移動することは楽しい。『五感を使って山の自然をもっとスローに楽しめば、結果として人の感性が高まり、体も鍛えられていく。それが山の楽しみかたの基本では』と会報にあったがまさしくそのとおりで「スロー」という部分を取り除けばそのままこの言葉はトレイルランにもあてはまるのではないかと思う。
歩くか走るかが問題なのではなく、自然や生態系への影響を最低限にとどめることが大切。
トレランレースについては開催の時期を鳥の繁殖期からはずすとか、参加人数をある程度にとどめるとかコースを充分検討することが必要だと思う。

話は変わりますが、サイドバーにおススメの本をくるくる見られるものをつけてみました。クツ、ランニング、鳥とみっつのテーマ別にしてみました。特に鳥の本はどれもわたしが使ってみていいなーと思ったものばかりなのでおすすめです。良かったらチェックしてみてくださいね。


今つくっているのはワニの型押し
は虫類の型押は苦手ですがこの色が良い
深いグリーンがなかなかない色で・・・