こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

マルタのやさしい刺繍

今年最後の映画は藤沢でたった一週間のみの上映だった『マルタのやさしい刺繍』
スイスの田舎の村に住むマルタ80歳。9ヶ月前に夫を亡くしふさぎこむ日々。そんなマルタを元気づけようと彼女が裁縫が得意だということを思い出し、友人たちが村の合唱団の破れた旗の修復をマルタに依頼する。ようやく重い腰を上げ、新しい生地を買いに行くために喪服を脱ぎ、友人たちと街に向かったマルタ。
向かった生地屋さんできれいなレースをみつけ、目が輝く。
実はマルタは若い頃、パリでランジェリーショップを開くのが夢だったのだ。洋服の仕立てとともにランジェリーも縫っていたのだ。結婚してからは夫に止められランジェリーショップのことは封印されたまま時が過ぎていた。
だけど、今なら夢が叶う!と夫婦で営んでいた雑貨店を改装しランジェリーショップをオープンすることに・・・。
しかし、保守的な村では皆に笑われるだけ。牧師の息子からも理解は得られない。友人たちも最初は味方になってくれなかった。
と、映画らしく様々なエピソードを交え、最後はもちろんハッピーエンド。
現実は映画ほどトントン拍子には進まないだろうし、ネット販売だってそんなに簡単にはゆかないだろう。でもやっぱり夢をいくつになってもあきらめない!
きれいなものを見て目が輝くことや好きな仕事をもつこと、そういう心は忘れたくないとあらためてそう思う。みんなに反対されてもどこかに必ず理解してくれる人はいるはず。

ちょっぴり泣けてハートウォーミングな映画はやっぱり劇場で観たいなと思いました。


昨夜は江の島近くのお魚系の飲み屋さんで忘年会。
女同士サシで飲めるのが超うれしくて
話題をコロコロ変えながらしゃべりっぱなしの夜でした
電車で帰る彼女を見送ったあとブラブラ歩いて帰りました
見上げた夜空は満天の星。そういえばこのへんで・・・と
橋の下をのぞいてみたら、やっぱりいましたー!
いつぞやの・・・ゴイサギ