こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

黄金町から日ノ出町まで

昨日は午前中ステッチ屋さんと材料屋さんをはしご。
靴の材料関係といえば浅草と決まっているが神奈川県内だと横浜である。
黄金町〜日ノ出町エリアである。
廃業されるまでは大岡川沿いを延々歩き、黄金橋そばのステッチ屋さんに通った。材料は黄金町駅反対側の寿町のお店に通っていた。この二店が廃業したあともやっぱり黄金町通いは続いている。
現在通うステッチ屋さんは初音町、材料屋さんは日ノ出町である。

先日、FMヨコハマをきいていたら中田市長が横浜トリエンナーレの話をしていた。その中で『黄金町バザール』なるものについても語っていた。なんだかよくわからないけど黄金町でイベントが行われているようだった。そのときはえっ?黄金町で?という感じで聞き流してしまったのだけど昨日出掛ける段になってその話を思い出し、黄金町バザールのサイトをのぞいてみた。あいにくイベントは11月いっぱいで終了していたが現在も少し余韻を残しつつ何かやっている様子。
なのでステッチをかけてもらったあと大岡川沿いを日ノ出町の材料屋さんまで歩いて行くことにした。
深い緑色にどんより染まる大岡川は桜の季節はそれはきれいであるがかつては違法な特殊飲食店が軒を連ね、ちょっと夜は通れないな、という感じの通りが続いていた。昼間でも高架下側を歩くことは少々ためらわれ、いつも川の向こう側を歩いていたこびとく。(この辺のことについてはコチラのコラムで詳しくどうぞ)
だから初めて高架下の道を歩いた。そしてびっくり。新しい建物ができていた!黄金町駅近くの高架下には「黄金町スタジオ」、日ノ出町駅近くの高架下には「日の出スタジオ」というギャラリー&ショップ&カフェのようなものができていたのだ。先月、ここではticomoonのライブもあったんだとか。

もしかしたら今後はステッチ屋さんの帰りにお茶やランチができるかも。わーい!
イベントが終了したあと1月から3月まではこの場所をクリエイターに向け格安でレンタルしてくれるそう。気になる方はぜひ問い合わせしてみてください。このエリアは製靴と関係が深いのでクツ工房にも良いかもです。


ステッチのあとはコバ決めですが
これは見えないと決まらないです〜