しつこいようだけどもう少しだけトレランの話。
完走できたのにはもうひとつ理由がある。
それはコレ↓自分で手描きしたものだけど2週間ほど前から手帳に挟んであるのをことあるごとに取り出して眺めてはため息をついていた。
俗に高低図と呼ばれているもの。トレランレースでは必ず載っているものらしい。トレランに限らずロードレースでもよく目にする。これまではこういうのを見ても「へー、登って下るのね」くらいにしか思ってなかったのだが今回は違っていた。棄権するポイントがどこになるかを常に考えていたのだった。
何度も言っているように5キロくらい走ると痛み出す膝。完走はとても無理だと考えていたので、じゃあ、レースを辞めるのはどこなのか?という点について考え続けていたのだった。それは山頂なのか?それとも下った関門なのか、もっと先の給水ポイントまで行くのか・・・?
この図ではわかりにくいかもしれないけど後半の7kmという登りは最初の登りよりは緩い。
そしてここはすべて舗装されている道とのことだった。(こういう情報を事前に調べられたのも良かった。他所のブログがすごく役に立ちました)だからここはもしかしたらいけるのでは?という淡い期待もあった。
まあ、こんな風にいろいろ想像してはレースをどうするか考えてたんですね。これはこれまでのわたしからは考えられない進歩!これも全て故障のおかげ!
うふふ、やっぱトレランっておもしろーい!
それと給水ポイントが後半にもありますが富士山麓のときは先に通過したランナーに飲み尽くされてしまっていてわたしたち後方ランナーの分は全くなくなってしまったという苦い経験があるので自分でペットボトルを持って走りました。これは後方ランナーの知恵ですねー。
で、今回の給水はひしゃくと使い捨てプラコップの2種類あったのですが、もちろんひしゃくの場合はサッと水で洗って使い回し。でもさほど抵抗はなし。だけどプラカップの方もサッと水でゆすいで使い回しされていたようで、そっちには多少、エッという抵抗感が。これ不思議ですよね。
でも全部使い捨てにするよりはエコでいいと思ったのでした。いつからわたしたちは使い捨て当たり前文化になってしまったんだろうかとつい考えてしまいました。
東京マラソンあとのゴミのこととか考えるとゾッとしますね。
そんなこんなの楽しく痛いレースでした。
おしまい。