こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

完走しました!

河口湖は何度か行ったことあるけど
こんなにきれいな場所があるとは知りませんでした


空は青く、芝生は緑、湖はキラキラ

スタート地点まではきつい登りが続きます
この時点でもう汗びっしょり。まだ始まっていないというのに!


そしていよいよ・・・笑顔でスタート!!

元気よく駆け出しました!

と笑顔だったのはここまでで、このあと3.5キロはきつい登り。標高差400メートルを上がります。その後も平坦はほとんどなくて登りと下りの連続。最初の5キロまで行くのに1時間はかかっていた気がします。つまり、トレイル”ラン”ではなくてトレイル”ウォーク”状態。初心者でもOKというコースとのことでしたがわたしにとってはかなりきっつ〜いコース。よくぞ途中でリタイアしなかったと思います。とにかく上りがありえない長い上り。下りも急でした。(泣きそうでした)
後半はスタミナ切れ状態でフラフラしながら登ってました。ロープや木に頼ってはいけないときいていたけど溺れるものは藁をもつかむという感じでつかまってましたヨ。残り1キロという表示を見てあと少し!と自分を奮い立たせたものの全くだめでそのあと最後の誘導スタッフの方に『あと少し、あと5分だよ』と言われてからが長かった。下界のステージからライブが盛り上がっている音なんかが聴こえてくるのにまだゴールは見えない。途中にあるメッセージボードに『あと少しでミネストローネ!』と書いてあったので、そこからはゴールしたら振る舞われるミネストローネのことだけ考えながら進みました。ちょっと大げさだけどこの前のマラソン初参戦のゴール前で倒れまくっていた福士さんのようでした。結構ふらついていたように思います。やっとゴールの電光掲示板が見えて拍手する音が聴こえてきたのでそこだけ頑張って走ったーというゴールの瞬間でした。ゴール後、途中で近くを走っていた(でも下りであっという間に見えなくなった)女性ランナーの方が「頑張ったねー、辛かったねー」と手を握ってくれたのがすんごく嬉しかった。(どなたか存じませんがありがとうございます!)
そして下山してみると心の支えだったミネストローネもフォカッチャもすでになくなってました・・・。ライブも終了し、スタッフの皆さんも「撤収〜!」みたいな感じになっていて後方ランナーの辛さをひしひしと感じたのでした。

こうやって書くとつらいことばかりで全然楽しめてないじゃん!と思うかもしれませんがでもまた参加したーい!とか思うから不思議なんですねー。
そして途中1.5キロくらい樹海の中を走るのですがその景色が夢の中のようでした。そこだけひんやりしてまわりの全てが苔むしていてほんとに夢じゃないかと思いました。写真撮りたいと思ったけどリュックのベルトをはずしたりする気力がなくて自分だけの思い出にしたのでした。あそこを走れただけで参加したかいがあったというものです。

しかし、ほんとに己との戦いでした。途中、へばって体育座りしていた男性は無事ゴールできたのでしょうか?気になります。

長文ですみません。まだ少し書き足りないのでトレランの話題が続くかも。