こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

トライアスロンと靴下

オリンピックのトライアスロンレース、男子も女子もテレビ観戦することできました。やっぱりおもしろい競技です。スイムは湖(大きな池?)でした。シドニーのときはきれいな海を気持ち良さそうに泳ぐ選手たちでしたが今回は波や潮の流れがなく泳ぎやすそうとはいえ、なんとなく生臭そう。水も透明ではなさそう・・・。(実際、湖での練習やレースで体が生臭くなることってあるらしい)
スイムの次はバイクですが、ペダルにバイク用シューズはもう取り付けられていて自転車をこぎ出してから履く選手も多い。一周目の最初はシューズの上に足を乗せた状態で走ってます。
先頭は風の抵抗が強く体力を消耗するため、他国の選手同士協力して先頭は入れ替わります。その駆け引きって新鮮です。敵なのに協力しあうって・・・。不思議〜。
そしてラン。
帰ってきた選手はトランジションエリアでランシューズに履き替えます。トライアスロンってスイム、バイク、ランの三つの競技から成り立っていると思われてますが実はもうひとつ、このトランジション、つまり次の競技に移るための準備をするエリアでのスピードも重要なんですね。
見ているとやっぱり靴下をはく選手は皆無みたいです。10キロ走るのに〜。よっこらしょとかがんで靴ひも結んでいる選手もいないみたい。
解説の方によると練習でもソックスレスに慣れているのでもう足の皮が固くなっており、素足でも靴ずれすることはないのだとか。タフ〜
ベルトタイプのシューズも見られますがヒモのシューズもあるのにヒモをほどいて履く姿は見られません。きくところによると靴べらを使う選手もいるとかいないとか・・・←本当でしょうか??
そして周回コースのランの途中で必ずみんな給水。スポンジで頭を湿らせ、ペットボトルの水を飲み、残りは頭からザブザブかけています。これがすごくかっこいい〜陸上トラック競技の10000メートルでは同じ距離なのにこうした給水シーンはみられないし、マラソンではここまで頻繁に給水してない気がする。トライアスロン独特のシーンですね。もしかしたら水着のまま走るので乾くと食い込んでくる水着を濡らすために水をかけているのでは?などと勝手なことを想像して理由付けしたりもしました。

トライアスリートは汚い水だろうが泳ぐし、靴下なしでシューズ履くし、タイムじゃなくて順位なのでゴール前でパフォーマンスしたりもして(男子のビリの選手もすごくアピールしてた)、細かいことにこだわらない、タフで大らかな人たちというイメージ。すごく好きです。スタートだって他の競技みたいにピタッと揃わなくてグダグダに飛び込んでました。そういうとこがいいなぁ。
そして女子5位だった入江選手の活躍、応援していた庭田選手の活躍もうれしいものでした。
庭田さんはシドニーオリンピックの年、わたしが参加したプチトライアスロンレース(あとにも先にもこれっきりですが)のときにエキシビジョンレースに参加されてて強い姿を見せつけてくれました。その頃からのオリンピック選手が若手に混じって健闘されてるのって本当にすごい。とても励まされます。


注・トライアスロンレース、靴下を履く履かないは自由なので履いてる人もいるみたいです。わたしも悩んだ末、履きました。でも履いてない人がほとんどだったように思います。


ところでトゥリングをするようになって気付いたこと。
夕方になるとものすごく「むくんでる」ってこと。
リング、食い込んでます。