瀬尾まいこさんの『戸村飯店青春100連発』を読む。
大阪の中華料理店の年子の兄弟が主人公の物語。兄の方は地元のコテコテな関係とかが嫌で高校卒業と同時に家を出て東京へ。一方、そんな兄を見ていた弟の方は「店は俺が継ぐしかないやん」と思っていたのだが・・・。
表面だけではわからない本当の気持ちや悩み、そういうものが読み進むうちにフーンとわかってくる。18、9の頃ってほんと青春100連発だ。いいタイトル!
瀬尾さんの小説の中では一番好きかもと思った。
「幸福な食卓」よりもこっちを映画化して欲しいなー。でもこの兄弟のキャスティングは難しいな。
歳の近い男同士の兄弟ってこういう関係なんだーとわたしら姉妹と比較して新鮮だった。
だからってわけではないけど昨日は妹宅を突如襲撃。
用もないのに近くまで来たからという理由だけでお昼どきにいきなり訪問。おかまいなく〜と言いながらも「おねえちゃんもザル麺食べる?」とすすめられるまま食卓についたりして。
『きょうだい』って不思議な関係ですね。
あ、そうそう、『ブラック・ジャック・キッド』もおもしろかったデス。
オイラは留守番でやんした・・・