こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

カラフル

カカト修理でお預かりしたクツ。つくったのは何年も前だ。このデザインはいろんな色でいろんなオーナーさんにつくったなぁ。
このクツをオーダーされたとき、色見本は水彩絵の具だった。白い紙に絵の具で鮮やかな2色が示されていた。それを持って革屋さんに似た色の革を探しに行った。
水彩絵の具が放つ発色と革のそれは基本的に全く違うので同じ色というわけにはいかないがそれでもオーナーさんのイメージするものはわかる。たくさんの革の中からようやくみつけた色だった。イラストレーターのオーナーさんにぴったりのカラフルなクツ。

そして修理を終えてさらにカラフルに。現在は黒のみで茶の底材の在庫をもっていないので黒のカカトをつけた。
邪道かもしれないけど、これもアリかなーと思っている。
いかがでしょうか?


バースデーケーキ代わりのまるごとバナナ
半分に切ってお皿にのせるとちょっとだけ高級に?!