こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

べっこう飴+黒糖飴

急に暖かくなってしまったのでもう冬用に作ったチャンは使えない。
一瞬だましだまし使おうかと思ったがやっぱり無理そうなので煮直し。
以前にステッチの職人さんからいただいた「これ混ぜるとねばりが出るよ」というチャンを混ぜて煮てみた。いつもの洋チャンがべっこう飴だとすれば頂いたチャンは黒糖飴。ふたつを混ぜるとこうなるんだー。確かにねばりのあるいいチャンになりました。あんまり手に入らないという貴重なものを気前良く分けて下さった職人さんに感謝。頑張っていい仕事します!

ところでもう3月も20日。あっという間に日にちが過ぎて行く。
昨日も朝ごはんを食べて、メールチェックしてブログ書いてゴミ出して、掃除洗濯して、伝票書いて梱包して荷物発送して、メール便出しにコンビニ行って、チャン煮て・・・とやっていたら午前中糸つくるところまでしか作業ができなかった。午後は来客の予定もあり(しかも時間がはっきりしない)縫いも中断。
今月は一足、一足にかかっている時間が長い。
こんなはずじゃ・・・。

わたしも含め、思い通りに進まない人たちにサヴィニャックさんの言葉を捧げます。

『全然集中力のないたちなので仕事には時間がかかる。
 ほんのちょっとしたことで、注意がそれる。
 蝶々が飛ぶのを見かけると後を追って飛んで行く。』
            「レイモン・サヴィニャック自伝」より