こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

42歳の42.195km

クリスマスイブもランニング。
いつもより少し距離を伸ばして茅ヶ崎までLSD
1月5日に来年最初のレースがあるのでクリスマスやお正月に太っている場合ではないのである。ランニング気分を盛り上げるためにランニング関係の読書。
先日はあさのあつこさんの『ランナー』、そして甘糟りりこさんの『42歳の42.195km―ロードトゥロンドン』を読む。甘糟りりこさんのこと全然知らなかったけどセレブな女性誌においしいレストランやホテルの記事なんかを書いている人らしい。彼女がテニスで痛めた靭帯の手術後、リハビリを兼ねてマラソンに挑戦したという内容のこの本。42歳で42キロという点でもわたくし的にむむむ・・・であった。
とかくマラソンランナーって色気がないというかストイックでオシャレとは無関係な感じなのに対して、甘糟さんは普段はハイヒールを履き、レース前にはネイルサロンで勝負の赤に塗ったり、ヴーヴ・クリコを開けたり、ランニングウェアを大人買いしたりと、ちょっと鼻につきそうなぐらいなんだけど、かえってそれが小気味良く思えるから不思議。そんなマラソンとは遠い世界にいた彼女がマラソン生活にはまってしまうまでがおもしろい。よっぽどのお金持ちだなーとは思うのだけどスポーツクラブのトレーナーがついてくれて、鍼治療院にも通い、アディダスジャパンの人もサポートしてくれたりとものすごく恵まれた環境でトレーニングが続く。心拍数を測るスントも何万円もするいいものを購入。うらやましい限り。でも、こういうのもありだと思う。
なんかフルマラソンに挑戦したくなってきたなぁ。

そして、次に読み始めたのは村上春樹さんの『走ることについて語るときに僕の語ること』。この本については語ることがいっぱいありそうなので、それは後日のお楽しみに。

江の島灯台をバックに冬の花火が上がった
えのすい前の海岸でみた
空気が澄んでいてきれいでした
メリークリスマス!