こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ただものではない!

あ〜てぃすとマーケット初日はお天気にも恵まれ、まずまずの出だし。お客さんも多かったが出展者の人たちが他のお店をのぞくという光景が目立った。もちろんヒマをみつけてはこびとくも他店をウロウロ。
ご近所の出展者とも交流を深める。新参者のこびとくは先輩方にいろいろと質問など。

そんな中、お隣りのオレンジベア→さんがすごい。
ワイヤーアートアクセサリーの作家さんであるがバルーンアーティストでもあり、土日は赤レンガ倉庫のステージでバルーンアートショーもなさるという。ステージのない昨日も小さな子供が通りがかると「何色が好き?」といきなりパフォーマンス。この子供たちの顔みてくださいな。
さっきまでぐずっていた幼稚園児が釘付け!!口もあんぐり開いてます。
隣人こびとくも釘付け!
サービスでわたしにも何か作ってくれると言う。
満員電車でも持って帰れるような小さめのものをとリクエスト。どきどき。
わくわく。あれよあれよと言う間の早ワザ。こんなんできましたー。(いわゆるブドウです)
全国津々浦々のイベント会場を行脚し、アクセサリーもその場でお客さんに石の色など選んで待っている間に作ってしまうオレンジベア→さん。この人はただものではないと思っていたら本当にそうだった。なんと『マネーの虎』でマネーが成立したお方だったのだ。原宿のストリートからスタートしたそうで、なんというかバイタリティというか仕事に対する姿勢みたいなものに恐れ入りました。
材料が値上がりして厳しくなったとか、クツは単価が高いからねーとか不景気な顔してる自分が恥ずかしいです。わたしもルームシューズその場で作っちゃうよとか、モカシンの甲の部分とヒモの色とかたくさん用意して自由にお客さんに選んでもらってその場で作って渡しますとか、そのくらいのことしなくっちゃ!なんて思った。

ホント、勉強になります。