こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

絵で読む 宮沢賢治展

昨日、映画を観たのは平塚。先日の「めがね」茅ヶ崎。藤沢オデヲンが閉館してから不便になったことこの上ない。しかもショッピングモールの中のシネコン系の映画館にまだ馴染めないでいるわたし。席を指定できるのは混雑時にはいいのかもしれないけど、昨日みたいにガラガラの小さめの映画館なら自分で入って見て決めたいんだけどなー。

それはともかく、わざわざ平塚まで出掛けたのだからと平塚美術館まで足をのばしてみた。折りしも「絵で読む 宮沢賢治展」開催中。こちらは映画館と違ってかなりの混雑ぶりだった。というのも『雨ニモマケズ』をしたためた手帳の実物展示がこの期間限定で公開されていたせいもある。(その他の期間は複製の展示なのだ)直筆原稿や手紙なども興味深いが、サブタイトルに「賢治と絵本原画の世界」とあるように賢治の童話や詩に添えられた挿絵原画や絵本原画の充実ぶりがすごい。棟方志功谷内六郎堀内誠一飯野和好、ささめやゆき、荒井良二和田誠・・・もう、好きな作家さんのオンパレードといったかんじ。休憩用のソファーの上には賢治の絵本が置いてあり、たくさんの大人たちが読みふけっていた。原田紀子さんの「猫の事務所」がかわいくて買いたかったのにミュージアムショップには置いてなくて買えなかった。というか絵本は全然販売されてなかったようだけど・・・。ポストカードもあんまりなくてなぜか商売っけのない展覧会だった。
4日までですがおすすめの展覧会です。

賢治が発見したというオオバタクルミの化石を模した
ペーパーウエイトを買いました。結構、ずっしり。


さっき知ったのですが、ここ数日のこうもりが飛んだりしてた「ネコ温度計」はハロウィンバージョンだったそうです。ようやく納得。