こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

サウスバウンド

映画「サウスバウンド」を観に行く。
原作の方はかなり前に読んでいて(過去記事参照)すごくおもしろかったので映画化されると知り、絶対観に行くぞーと思っていたのだった。
それにこの映画のロケ地が沖縄の古宇利島。(映画の中ではそれを西表島としているのだけど)古宇利島は先日の沖縄旅行で訪れているので旅の余韻に浸るのにちょうど良いタイミングなのであった。
原作はもっとたくさんエピソードがあるので映画はかなり縮めた感があったのが残念。なので、まだ原作読んでいない人は読む前に映画みた方がよろしいかと思います。
原作ですごくいいなーと思った夕読みのシーンが映画ではいまひとつだったのと(←聞き手がいなかったんだよね)エンディングに流れる音楽がなんかあっていないような気がしたのも残念。
でもトヨエツさんがこの役を楽しんで演じているかんじがすごく伝わってきたし、子役の二人が日増しに日焼けしてゆく様子も良かった。
ずる賢く生きるより、まっすぐな方がずっとずっと気持ちいいってことを教えてくれる映画です。

あー、帰ってきたばっかりだけどまた沖縄行きたくなっちゃった。そういえば古宇利島に行く途中で『手づくりのサンダル』という看板のかかった家の前を通った。帰りに寄ろうと思って忘れてしまったのだけど、沖縄でサンダルだけ作る毎日ってなんか憧れるナ。

奥武島というちっちゃな島にいた人懐っこいコ。
おいしそうな天ぷら屋さんがありました。
観光地化されてない島の方が良かったな。
古宇利島は新しくできた橋が良くなかったのです。


また行きた〜い
追記・映画の中のセリフでこんなのあった。
   父が娘に靴をプレゼントするときに添えた手紙。
  『靴底を父だと思って履き古せ!』 哲学だな〜。