こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

試作

残り革で試作中。
折り紙みたいなクツというのがずっと頭の中にあってカタチにしようとしている。

チロリアンシューズのベロの形といえばわかるかな。
履いてるときは折り畳んであって、で、履く時は目一杯広がる。本番いってみたいと思います。

ところで昨晩、八戸にいるひとから3文字のメールが届いた。
NHKときた。

慌ててテレビをつけたら、ギルドの山口さんが番組に出ていた。ご覧になった方も多いと思うけど手のキズやタコが印象的だった。山口さんとは直接お話したことはなく、浅草でちらっとお見かけしたことがある程度で、いつもパリッとした服装をなさっているのでまさかあんな職人の手を持った方とは知りませんでした。
「継続」という言葉を何度もおっしゃっていたことも心に響きました。
そしてやっぱりトイレ掃除なんですねー。テレビで”成功した社長さん”みたいな人がまずはトイレ掃除!とやられているのを観ますが、やっぱり基本なんでしょうか。

作業中はさすがにネクタイははずしておられましたが、スタッフの方々もさっぱりとしたシャツ姿でなんかオシャレでした。取材だからということではなく普段からああいう感じなんだろうなぁ。
ちょっぴりゆるゆる過ぎる自分を反省。
しかし、今日も台風前のべっとりの湿気にかなわず、ひどい格好で作業している。簡単にいうと「100年の恋も冷める」格好。宅配便が来てももちろん居留守です。