こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

てぬぐいの色決定

今度制作するてぬぐいの色が決定しましたー!
DIC#102と#69で悩んでいたところ、染め屋さんの担当の方が淡い色の方がムラになりやすいので#102をお勧めしますとアドバイスくださったので#102にした。
この画像では少し違った色で見えているのだが日本の伝統色でいうと『浅縹(あさはなだ)』、アジュールブルー(azure blue)、つまりよく晴れ渡った空の色ともいう。

昨日も書いたけど、手ぬぐいに染めるときに提出する見本はあくまで目安でイメージを伝えてなるべく希望の色に近づける・・・といった程度のものである。印刷の校正のように一応、料金を支払えば見本染めというのもしてくれるのだが、染めるたびに色は違ってくるそうで見本と本番も一致するとは限らないんだとか。染めには温度や湿度も関係するのだという。
また、紫、藤色、ターコイズ、濃い黄色系はちょっとお高くなるそうだ。
いろいろ手ぬぐいの豆知識も増えてきたこびとくです。

余談ですがこのブルーをなんと呼ぼうかと色の名前検索をしていたら『天色(あまいろ)』がヒットした。きっと天=空の色ってことなんだろうけど「あまいろ」にはなんだか聞き覚えがある・・・。
そう、あの歌です。『あまいろの長い髪を風がや〜さしく包む〜♪』
あれっ?って思ったけど、調べてみたらこちらはあまはあまでも『亜麻色』で明るい灰みの茶色のこと。亜麻色の髪とは淡い金髪のことのよう。確かにブルーの髪では風情なしですね〜。

さて、甲子園も終わったことだし、サンダルしまって秋の支度をはじめます。