こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ツバメの巣立ち

展示会期間中、kikaでツバメが巣立ちました
6月1日。
5羽がひしめき合うように親鳥を待っている


6月2日。
かなり大きくなった雛は巣から落ちそう。
巣の中で動くようになってきてる。


6月3日。
巣から1羽が飛び立った・・・
と思ったら次々に他の雛も飛び立つ。
飛んではすぐ戻ってくるというのを繰り返している。


いつもはお向かいの家の軒下で巣をつくるツバメだが、今年はそこが改装工事中で仕方なくkikaさんのあるアパートの軒下に巣をかけた。卵をあたためている頃からみんなで見守っていたそうだ。現在、すでに2回目の抱卵が始まっている様子。最近、やけにツバメが増えたな〜と思うのはこうやって巣立つ雛がいるからなんですね。

素朴な疑問。ツバメは人間がいるところの方が安心と思って人家の軒下に巣を作っているのだとは思うが、なぜなんだろう。だって他の渡り鳥は安全なところで子育てをするためにはるばるシベリアなどまで渡ってゆくのにツバメはその安全な子育てをするためにわざわざニッポンに渡ってきている。「ニンゲンがいるところは安全」だなんてどうやって学習したんだろう。浮世絵なんかにもツバメは描かれているし、外国の古い切手にもツバメは登場しており、ニンゲンとツバメの友好関係の歴史は古いと思われる。
他の鳥とは考え方が違うんだね、ツバメ。