こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

サンダル作り

本格的にサンダルつくりが始まった。今年はこのストライプ柄の革を中心に使って作ってゆくつもり。普段は個性の強い素材は敬遠するのだが、この革を見たとき、レトロな色あいといい柄といいピピッときた。型押し加工している割には伸びもある。

ちょっと多めに仕入れしたのでどんどん作ります。
サンダル作りの場合は必ずボール紙を中底にして履いて試せるラフを作る。足を入れてみてラインを修正する。これも画像だと何だ?って感じかもしれないけど足に吸い付くような気持ちよさです。こびとくサンダルは履いてなんぼなのでぜひ展示のときは足を入れてみてくださいね。
昨年はいろいろやり過ぎのきらいがあったので今年はシンプルにしようと思っている。なのできっと見た目は地味かもしれません。でも履き心地とストライプ柄を楽しんでもらえたらいいな。
あとサンダルというのは裸足で履くことが多いから縫い目があたったりしないよう型紙にも工夫している。例えば、表革にデザインの切り替えがあっても裏は切り替えなしの一枚革にする。(右の画像の上が表の型紙、下が裏の型紙)作業的には表と裏は同型の方がラクなんだけどひと手間かけています。

では、本日も頑張ってつくります。