こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

呼び捨て

材料の仕入れに出かけた浅草で。

大量の荷物で傘さすのも面倒で小雨に濡れながら、買い物メモ片手にブツブツつぶやきながら歩いてた。そしたら路地から出てきた車にクラクション鳴らされた。

ふと運転席をみたら懐かしい人だった。もといた会社の先輩!
なんでも運転中に反対側を歩くわたしをみつけ、わざわざぐるりと戻ってきたと言う。
「わー!久しぶりです!」とちょっとハイテンションなこびとく。交差点なのに車に近づき立ち話。
ほんとだったら、ここで「お茶」にでもお誘いしたいところだけど、あいにくここは浅草。材料の買い出し中・・・。後続車がやってきてしまったので「じゃあ、また」とお別れ。
じゃあ、また。とはいえまた会える機会は来るのだろうか・・・。この日の再会だって何年ぶり?ってくらいだったのに。残念。
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と、尋ね人コーナーみたいになってしまった。

この先輩はこびとくを呼び捨てで『サカイ』と呼ぶ。考えたらこの歳になって呼び捨てにされることって滅多にない。他にはモゲさんくらいだ。大抵は「さん」か「チャン」がつくものね。
こういったら何だけどうちは親も相方も「チャン」をつけて呼んでくれるのだ。
ふふふ、だから呼び捨てにしてくれる人の存在を大切にしようと思いました。

しかし、浅草は知り合いにばったり会う確率が高い。荷物多くてしかめっつらしてるからほんとは誰にも会いたくないのになー。でも出かけたついでに会いたい人はいたりする。誰と会っても大丈夫なようにもうちょっとパリッとして出かけなくては・・・。
と言いつつも都内に足を踏み入れるとすぐに、湘南に帰ってきたくなってしまう。
やっぱり東京は苦手です。

やさしいまち東京という切手を買った
東京がやさしい町だったのはいつの頃?