こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

フラガール

観逃していたフラガールをやっと観に行けた。日本アカデミ−賞の受賞でアンコール上映されていたのだ。お友だちは号泣したと言ってたけどもちろん、わたしもしました!号泣!

舞台は昭和40年、閉山間近の炭坑、福島県いわき市常磐ハワイアンセンターのオープンのために募集されたフラダンサーズ。『オラ、腰なんか振れねっ』とか言ってた炭坑長屋っ娘が最後には立派なダンサーに。流れとしては『ウォーターボーイ』ぽいのだけど良かったです。
ホッとするくらい幼い顔だちの蒼井優さんのこと好きだったけどこの映画でますます好きになった。東京から来たフラの先生役の松雪泰子さんもいい。岸辺一徳さんも東北訛り上手かったし、トヨエツも「愛ルケ」よりずっといいキャラだ。(愛の流刑地は観てませんが)
第一回で観るのを辞めてしまったドラマ『華麗なる一族』ではあまりの豪華キャストに辟易してしまい、最近、脇役ってほんとに大事だよなーと思っていたので、フラガールの脇役者さんたちがすごく良く思えた。

物語の中で初歩からのフラの練習が始まって(モンペ姿とかで)、それなりになりつつなったある朝、彼女らがレッスン場に来てみたら床にそれぞれのバレーシューズが置いてあった。喜んでそれに足を入れるガールズ。(足が大き過ぎて入らない南海キャンディーズしずちゃんの姿が笑える)靴の出て来るシーンはどうしてもキュンとなってしまうこびとく。ここは泣くシーンではないけどウルッときた。靴を履くのが嬉しい!って気持ちに感情移入してしまう。

16日にはDVDが発売されるそうなのでぜひ観てみてくださいね。でもなんとなくフジテレビでドラマ化されそうな予感・・・。どうなのかな?
湘南地域ではビーチでフラの練習してる人がいたり、ちょっとしたイベントでフラガールが出てきたりと割とフラを目にする機会は多いのだけどゆったり踊るフラではなくて、激しく踊るフラ(あれはフラとは呼ばないのかしら)はあんまり見た事なかったのでいいなぁと思った。ジェイクシマブクロさんのウクレレももちろん良かったです。

しかし、昭和40年といえばこびとくの生まれた年。あの頃ってまだ石炭掘って、あんな長屋が続いてたんですね。でもって親は子供のことあんな風にぶっとばしてたんだな〜。ちょっとびっくり。
でもこの昭和30年代から40年代への時代の流れって靴職人さんにも当てはまることで急激にオートメーション化が進み、職を失ったときいている。そういう時代だったんだよね。

ようやく出来上がりました。
お待たせしてスミマセン。
さぁ、次いってみよう!