こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

クツクツ通信の本

このオレンジの革の表紙の本はこびとくのたからもの。
お客さまで手製本をなさっているNさんがクツクツ通信をこんな素敵な本に仕上げてくださった。数年前にプレゼントしていただいたものなのだけど、先日靴をお受け取りにみえたお客さまと手製本の話になり(その方のお母さまが製本なさっているそう)しまってあったこの本を久しぶりに取り出した。

クツクツ通信はご存知の通り、手描きの新聞のようなものでまだブログなんかこの世になかった頃から書き続けている。コツコツ書き溜めていったら100号になったので2002年春に自費出版で簡単な本にした。そのときにNさんが手製本にしてくださるということで原稿をお渡ししたのだった。だから中身は同じだけど、でも全然違う特別なクツクツ通信の本なのだ。

手描きのページの間にその年の展示会のときのDMが挟まれている
しかも一年一年、選んでいただいた色紙のフレーム付きなのだ

さらに特別なのはイタリアからの絵ハガキが盛り込まれていること
わたしがひとり旅したときにイタリアの各地から自宅宛に送ったもの
ちょっぴりおセンチになっていて読み返すと赤面してしまうのだけど
大切な旅の思い出でもある。なんかまた行きたくなってきたナー。




ちなみにそのときに自費出版した方の本がコレ→

頑張って書き続けて200号になったらまた本にできるといいな〜。
そして147号目をUPしました。