底材には何かと不満の多いこびとくではあるが一番困るのは市販のレディス用の底材の幅がどうにも足りないということ。特にオシブチ付きの靴のときに困ってしまう。
とにかく考え方の中に婦人用はできるだけつめて、華奢にせねばならない…という思い込みがあるように思えてならない。そういえば底材に書かれていたロゴの最後に66’とあったがこれって1966年という意味だろうか?だとしたら昭和40年代の考え方だ。そのころから全く進歩していないというわけだ。
入らないのを嘆いていてもしかたがないので紳士用の底材を使うわけであるが、こちらは当然のごとく大き過ぎる。小さいサイズも作られてはいるのだがお店では在庫していないのが現状。つまりあまり売れないんですね。
結論。
こびとくが作るようなコバの張ったカチッとしたメンズライクな女性用の靴はマイノリティってこと。
業界とのギャップを感じながら今日もおしごと。
今日おしもどうぞ。