こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ぴかぴか

昨日のべたべたに続き、今日はぴかぴかの話を。
おなじみのつり込みの道具、ワニ。これで革を引っ張ったり、叩いたりする。初めて職人さんの使うワニをみたとき、その後頭部ともいうべきカーブになっているところがぴかぴかなことに驚いた。その頃のこびとくはワニの四角い平らなところしか叩くのに使っていなかったので道具を持ちかえてこの後頭部で叩くということは知らなかった。
マネして自分のワニで叩くと、まだ角のとれていないわたしの新しい青い(?)ワニでは革に傷をつけてしまうこともあった。
そんな角張っていたワニがいつのまにか角が取れてきた。そしてピカピカになってきた。叩いても傷がつかないようになってきた。そんなことが単純にうれしい。
まだまだピカピカ度は足りないけれどね。(親方のは鏡みたいだった。)
ある職人さんにつり込みは引っ張っているより叩いている方が多いと言われた。そのときはえ〜っ?と思ったけどそうなんですね。

みんなでピカピカ目指そう!




とにかく、叩くぜ!


12月半ばで残業続きだけどがんばります。