こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

六日目

GOKURAKU亭へのアプローチはとても美しい。
ミズヒキやツワブキカタバミの花が咲き、リュウノヒゲなども植え込まれている。このツワブキは開催中にいつの間にか花が咲いていた。そういう季節なんですね。
観光客の人も思わず、カメラを向けたりしている。
反対側にはあじさいやススキが植わっている。これらはオーナーの趣味である。
それまで展示会を開催していたSEEDS北鎌倉が閉店し、代わりのギャラリーを鎌倉中歩いて探していたときにみつけたGOKURAKU亭。一目見て気に入ったのはきっとこの山野草の植え込みのせいだと思う。骨董好きのオーナーの趣味を反映して落ち着いた佇まいのGOKURAKU亭。
こびとくのギャラリー選びの基準は自分が開催中気持ち良く過ごせる場所、これに尽きる。わたしが気持ち良くお客さんを待っていられる場所はきっとわたしのつくったクツにとっても居心地の良い場所ではないかと思うのだ。




ミズヒキの横にはこんな道祖神も鎮座している。
とりあえず商売繁場をお願いしてみたりしてマス。


期間中、お天気が良いのでたくさんの方にお立ち寄りいただいています。お客さまが重なってしまうとゆっくりお話することもままならず申し訳なく思っています。クツだけではなくGOKURAKU亭のある風景もじっくりご覧いただけたらなと思います。

さて、明日はいよいよ最終日。
こんな気持ちの良いGOKURAKU亭にぜひお立ち寄りください。すぐそばには喫茶GOKURAKU亭もあります。そちらも古い柱時計が時を刻む落ち着いたカフェです。

そして入口にはオーナーの手描きの看板。
毎回用意してくださる。
これも嬉しい演出である。