こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

焦らない

よく1ヶ月に何足くらい作るんですか?ときかれる。その月によっても違うので何とも言いがたいのだが平均すると7〜8足と答えていた。一年で100足欠けるくらいとか、一週間に2足のペースとも言っていた。

しかし、最近のこびとくの生産性はもっともっと悪いのだった。忙しい9月だというのに一週間が終っても一足出来上がるかどうか・・・というくらい。
おととしくらいは『焦るな!』と紙に書いて貼って仕事していたくらいなのに、最近のこびとくはなんか違う。
というか速くつくることが目的ではないなーと思ったのだ。
以前より、途中でやり直すことが多くなった。ささいなことにも目をつぶったりせず、潔くやり直しということが多いのだ。紙型も納得ゆくまで延々切り直ししていたりする。
なんだかややこしいデザインにも挑戦したりもする。
時間がなくてもしっかりおさんじはしているし、夕飯つくりも仕事より優先していたりしている。

もちろんこれではダメなのだ。もっとつくらなくてはいけない。
もっと効率良く仕事すべきだと思う。

だけど焦らないようになってきたのはナゼ?
これが湘南スタイルというやつなのか〜?

今日もこれから釣り込みだー!という靴なのにベロを作り直し。スポンジをたっぷりめに入れたベロを薄いスポンジを貼ったベロに取替えた。そしたら時間がなくなってつり込みは中止。なのに夕食は作ったぞ!(前のわたしなら、絶対、今夜はコンビニ弁当だったと思う)
そういうガンバリについては今日おしでもどうぞ。
明日はつり込むで!