こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

夏の装い

まだ梅雨明けぬ曇り空の下、女子2名ぐるり江の島へ。どんよりした空とは裏腹になんとステキな足元!ブルーのストライプのストレッチ素材の生地とパープルの革を組み合わせたスリッパ型のサンダルにニュアンスのある色のワンピース!絶妙なのだ。

パープルの革はもうないのだけどストライプの生地はまだ残っているので自分用に何か作りたくなった。やっぱり履かれている靴はわたしの心を揺さぶる。

一昨日、湘南通信の方から連絡があり秋号に極楽寺で開催の展示会のことを掲載してもらえることを知った。ついては8月中に写真と展示会のコンセプトや内容を送って欲しいということだった。サンダル作りが終わり、なんとなくのんびりムードになっていたこびとくにとって、次回の展示会についてはまだ少し先のことと思っていた節がありちょっと焦ってしまった。

でも、この装いのようにお洋服とコーディネートすることを楽しんだり、履いている気分を楽しめるものを作ってゆけば良いのだと思う。つくった人も使う人もシアワセというのがいいなぁ。
商売って利益とか効率とかも当然大切で、だから卸しとか委託とかっていうシステムがあるのだけど、どうしてもお客さま直接というのにこだわってしまっているわたしはどうにも効率が悪くてどうしようもない。「立体作品を通じて伝えたい」と言っていた学生時代の頃からちっとも進歩していないわたし。だけど方法はきっとあるのだ。もっと自由で可能性はいっぱいあるのだから。
なんだか雲を掴むような話になりつつありますが糸井重里さんのダーリンコラムはヒントになるかもです。

サムエル・コッキング苑内ロンカフェティータイム。
以前から気になっていたカフェは海見えの席が気持ちいい。
フレンチトーストが何種類もあって迷う迷う・・・