こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

夏を乗り越える

植え替えてから二週間は水やりをひかえようと思っていたのに12日目にしてついにガマンしきれず水をやってしまった。洋ランに詳しいお友達に先日、鉢の様子をみてもらったら、水苔がたくさん入り過ぎだとかで「一ヶ月くらいは水やらなくてもいいかもよ」なんてことも言われていたのに…。
まだまだ修行が足りませぬ。
少し葉が黄色くなってきたりもしているけど、これは新しい環境に慣れようと頑張っているところなんだそうで気にせず放置して良いのだそうだ。ホントかな?
少し前まではひとつの鉢にギュー詰めで、部屋の中にいたヒトたちがいきなり身ぐるみ剥がされ、独立させられ、外に放置されているのだからさぞかしたまらないことであろう。
しかも暑い日が続いていたと思えば梅雨寒になったりして。でも「かわいい子には旅を」の心境で心を鬼にして放置している。
先日、ブログ読者の方がランの夏の乗り越え方について書かれた新聞記事をくださった。それを読むと新事実が発覚!なんとランは夏の強い日差しを避けるため遮光が肝心だというのだ。直射日光に当てると葉焼けを起こし、茶色に変色して枯れてしまうのだという。そこで登場するのが遮光ネットというもの。何それ?初耳!そしてこれらには遮光の性能がパーセントで表示されており、30%ならレースのカーテン越し、50%なら明るい日陰といった具合なんだそう。そして品種によって必要な遮光程度はまちまちでこの新聞記事によるとデンドロビウムで30%、カトレア、シンビジウムは50%、胡蝶蘭80%くらいなんだそう。ひゃー、洋ラン、奥深過ぎである。
取り憑かれ体質のこびとくはさらに育て方をネットで検索してみる。そうするとありがちな「目からウロコの・・・」というタイトルの洋ランサイトに行き着く。そこではなんと水は朝晩たっぷりととあった。鉢ごとドボンと水につけるんだそうだ。で、水苔には充分な栄養があるので肥料はいらないとある。しかもギューギューに水苔を詰めない方がいいのだという。こうなるとわたしの育て方はこれまたありがちな「間違いだらけの・・・」ということになるなー。
いやはやである。
もう、どうにでもなれ!という心境になってきた。 色々考え過ぎの洋ラン栽培に比べ、こちらのワイヤープランツは葉がどんどん落ちて枯れてしまったようだったのでもう「捨て」だなと思い、枝をハサミで切って丸坊主にしてほったらかしにしていたら、なんと新芽が次々に出て来てあっという間に復活してしまった。

やっぱり子供と同じでかまい過ぎはよくないってことなのかしらん?
雑草はとにかくよく育つもんな〜。

とにかく夏を乗り越えなくてはねっ