こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

自転車で巡る鎌倉

金曜に遠出をしたので土日はマジメにお仕事。
でも色々見ておきたい展示などもあったので今日は早仕舞いをして自転車で鎌倉へ。まずは妙本寺山門内のギャラリーでヘンプの服の展示をのぞく。ヘンプの服にも興味があったのだけど本当のところはこのギャラリーに興味があったのだ。靴の展示をするのにいいギャラリーを探しているところなのでとりあえずチェック。季節の良いときならテラスに向かって開け放つととっても気持ち良さそうでいいなーと思った。そのあと大町エリアへ。GENBAGENで二人展をのぞく。大町からニ階堂へ抜ける秘密(?)のけもの道を教えてもらい、ワクワクしながら進む。途中、古民家を改造したギャラリーをみつけ参考までにとのぞく。ここもいい雰囲気。
そしてこれがうわさのけもの道。
通行止、落石注意の看板を気にせず車止めの脇を自転車ですり抜ける。ほんとにすごい道だわ・・・。その後鋪装された道に出てしばらく行くとあら不思議、ちょうどkikaさんに向かう岐れ道のあたりに出る。そのまままた裏道を進んでkikaさんに到着。今週はエプロンの展示ということで楽しみにしていたのだ。実はエプロン作家の箱石さんもこびとくサンダルを愛用してくださっている。そしてこびとくは箱石さんのエプロン本日より愛用。ふふふ、買ってしまったのだ。
「いろいろ着けてみて」と言われ色々試着。それぞれ形も色も素材も違って楽しい。我々主婦は考えたらエプロンって毎日身に着けるものですもんね。気に入った色やデザインのものを選ぶというのはある意味お洋服以上に大切かもしれない。一年かけて準備したというエプロンはつくりもとっても丁寧なのだ。ファンが多いのも頷ける。
kikaさんをあとにして鎌倉駅方面に向かう途中の裏道のギャラリーでたなか牧子さんの織展をのぞく。牧子さん、今度は「帯」に初挑戦したとのこと。着物は奥深いとおっしゃっていた。ここも古民家ギャラリーなのだった。 あちこち寄り道したのでそろそろひと休みしたくなり、ちょうどセツローさんのスケッチ展を開催中なのを思い出し、カフェ・ディモンシュに向かう。
スケッチを眺めながら濃厚なライムのチーズケーキと濃いめのコーヒーを味わう。やっぱりおいしい。テーブルの上には小さくあじさいが生けられている。コーヒーには小さな板チョコが添えられている。やっぱり人気店なんだと妙にナットク。
サンダル展が終わって仕事も溜まってはいるのだけどたまにはこうやって他の人の作品をみたりするとやっぱり刺激になる。どういうものが人の心を掴むのか?愛されるものづくりってどんなだろうと考えさせられるのだ。そして、裏道、砂利道、けもの道につきあってくれたどこでも自転車仲間のKさんありがとう!彼女の足元にはいい感じにクタッとしてきたこのサンダル!履かれているものに勝るものはなしとホントにホントにそう思います。