こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

休日は森へ

本当に久しぶりのお休みをとった。家で一日寝ているのもいいなぁと思ったけれどやっぱりどこかへ出掛けたくなった。どこかってどこ?やっぱり森でしょう、鳥でしょう・・ということで富士五湖方面へ。向かうは西湖の近くの野鳥の森公園。公園といってもこの森はそのまま青木ヶ原樹海へと続くのでうっそうとしている。勇気を出してひとり森の中へ。新緑の木々の葉に隠れて鳥の姿はなかなか確認できない。声をきく限りではカラ類(シジュウカラなど)の群れが移動しているようなのだけど。鳥は寄ってこないのに頭のまわりに小さな虫が集まってきてそれが少々うっとうしい。ここの森にはなぜかヤマガラが数多く生息しており、全然他の鳥の姿をみることができなくてもこの鳥だけ姿をみせる。この日もそのにごった鳴き声のする方をみるといた!いた!
散策路の途中にはこんなえさ台があり餌付けしている様子。野性動物は餌付けすべきではないという基本ルールがあるのにと思うとちょっと複雑。ここのヤマガラは人に馴れていて人の手からヒマワリの種をついばむ写真まで掲示されていた。確かに可愛いのだけどこれで良いのだろうか?
えさ台を離れたところから眺めていたらニホンリスが現われた。タイワンリスは鎌倉でよくみかけるけどニホンリスは初めて。耳がピンと立っていて愛らしいのだ。うーん、ニホンリスに出会えたのもえさ台のおかげということになるなぁ・・・。
山中湖でもハクチョウたちが渡りをせず定住しているようで子供を連れたお母さんハクチョウがいた。子供かわいい!写真撮りたーい!とつい思ってしまうけど餌付けだからなー。
と思っていたら、昨日届いた野鳥の会の会報に『「餌」と言うのはやめませんか?』というコラムが載っていた。餌ということばは与える、与えられる場合に使うことばで(釣り餌に代表されるおとりの食料という意味もある)野性動物が自らの意志で食物をとる場合は捕食、採食と呼ぶのがふさわしいのでは?と提案されていた。やっぱり「野鳥の森」というからには「エサ」を置くべきではないような気がした。

お昼は富士吉田のうどん!もっちりおいしい!
プレハブ小屋みたいなお店にて。肉うどん¥400!