こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

北陸のひとがら

かわいいカゴ入りのムスカリと加賀棒茶が届いた。送ってくださったのは金沢のお花屋さんで働いているお客さま。
ありがとうございます!大切に育てます

昨秋に開催した金沢での展示会のときにいただいたオーダーの靴は今月中にすべてお渡しできる予定で出来上がり次第、順次お送りしている訳だが気付いたことがある。
それは北陸の人の律儀な人柄。
靴と一緒に振り込み用紙を同封し、届いてから代金を振り込んでいただくようにお願いしているのだが、ほとんど翌日には振り込んでいただいている。(届いた当日の場合も!)年末の忙しい時期に関しては年が明けてからゆっくりでもいいですよと書き添えて送ったのだけど、12月30日、31日と最も忙しい日にもかかわらず入金していただいた。
大雪のときもしかりである。届いた旨をお電話くださってこの大雪だからすぐには払い込みに行けないかもとおっしゃっていた方もすぐ翌日には振り込んでくださった。
この律儀さ、生真面目さには感心してしまった。
みんながみんなそうなんだからこれは北陸人の人柄といってよいだろう。

沖縄ブームだったり、気候の温暖化とともにラテン系になっているとか言われたり、とにかくルーズな感じが今風とされるような風潮はあるけれど、やっぱりキチンとしていたいなと思う。


北陸の人を見習ってすぐにお礼状を書く
お花屋さんの彼女にはナナカマドの切手で


ムスカリは別名グレープヒアシンスと呼ばれブドウの房を逆さにしたような形をしている。ムスカリの名はムスク(じゃこう)に由来しているがその香りはじゃこうのにおいとはあまり似ていない。
そして花言葉「失望」・・・。
まさか・・・靴が・・・?!(←考え過ぎ?)