こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

赤いマフラー

どちらかというとモノもちの良い方である。

この赤いマフラーはなんと中学生の頃から使っている・・・
クリスマスに叔母から贈られたものなのだ。叔母は母とはひとまわりくらい歳が離れている。母は戦前生まれ、叔母は戦後生まれである。叔母は東京の大学を卒業しそのまま都内に就職したのち何年かしてから郷里金沢にUターンしてきた人なので子供の頃のわたしには「叔母さん」というより「東京から来たお姉さん」という印象が強かった。実際、叔母さんとは呼ばず、今でも○○ちゃんとちゃん付けで呼んでいる。で、マフラーなんですが、中学生のわたしにとってはマフラーのプレゼントはさほど嬉しいものではなかったと思う。中学生には何かもっと他に欲しいものがあったはず。(思いだせないけど)だからこのマフラーをあんまり使っていなかった気がする。ところが大人になってからはお気に入りの一枚になった。冬に外で撮った写真にはよくこれが写っている。わたしと親しい人の中には記憶に残っている人もいるかも。家の中でも肩にかけていたり首に巻いていたりする。そんな高級なシロモノではないと思うのだけど(なんせ中学生に与えられたものだもの)何度洗ってもそうくたびれたりせず、毛玉もできず、ほころびもせず長もちしている。30年近く経っているだけあってまさに昭和のかほりなのである。「三丁目の夕日」ですな〜。

皆さまも長もちしてるもの何かありますか?

マフラーくれた叔母の靴出来上がりマシタ
お誕生日に間に合って良かった
今度金沢帰るとき渡すね〜


ところで最近忘れられがちな今日おしですが「いい話」もたまには出てるのでよろしくどーぞ。