こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

アオゲラ

野鳥の会から会報と新しい会員カードが届く。今度のカードに登場しているのは「アオゲラ」。キツツキの仲間だ。
名前に「ゲラ」と付くのはキツツキの仲間である。コゲラ(つまり小さいキツツキ)、アカゲラクマゲラなどといった具合。そして「アオ」というのはもちろん色のことだけど、鳥に関して「アオ」はグリーンに対して使う。いわゆるブルーの鳥には「ルリ」と付く。したがってアオゲラはつまり緑のキツツキという意味となる。画像左下に写っているのはアオゲラのピンバッチ。野鳥保護に対して寄付するともらえるバッチでその年によって鳥の種類が変わる。探鳥会に行くとリュックや帽子にお気に入りの鳥のバッチを付けている人をよくみかける。こびとくももちろん、このアオゲラをリュックに付けている。実はこのアオゲラをごく間近でみたことがある。鎌倉の雪の下に住んでいた頃、朝方、ゆっきんさんがくわえて帰ってきたのだ。まだ布団の中で眠っていたわたしはそのけたたましい鳴き声で目覚めた。お腹をゆっきんさんにくわえられたその大振りの鳥は激しく鳴き助けを求めていた。ゆっきんさんを追い払うと部屋のすみにうずくまる鳥。アタマからは血が。もうダメかなと思ったけれど恐る恐るチリトリの上に乗せて窓辺に立つと、慌てて飛んで行った。
まだバードウォッチングを始めたばかりのわたしは今のは何だったんだろうと図鑑をひらく。そこにみつけたのがアオゲラという鳥。起き抜けでメガネもコンタクトも入っていなかったわたしにはアタマの赤い毛が出血しているように見えたのであった。とんだバードウォッチングであった。
ちなみにこのアオゲラ、日本固有種である。外国のバードウォッチャーが聞いたら相当に羨ましがる話だろうなぁ。

さてと、今日はモゲワークショップOB湘南組の新年会です。久しぶりなんでみんなと会うのが楽しみ。その様子はまた報告しますね。