こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

廃業続く

昨年は材料屋さんや加工屋さんが病に倒れたり亡くなったりして、廃業が続いたと、クツクツ通信12月号でも書いたのだけど、今年に入ってもその勢いは止まらないようだ。ダシ縫いなどステッチをお願いしていた職人さんが入院されるということを伝えきく。
で、長期の休業もしくは廃業なんだとか。
ついこの前、ステッチを縫いに行ったときに、うちの父と同じ年だという話になり、父と比べると「やっぱりお仕事されているから若いですよねぇ」なぁんて会話をしていたばかりだったというのに。
ショックです。

他にステッチ屋さんがない訳ではないのだけど(でも神奈川では多分、あと一軒だけ)困ったなぁと思っている。全てを自分で手縫いでやった方がいいのか・・・。
手縫いということになると当然、工賃の分値段をあげなくてはいけない。
今までは手縫いにこだわらないお客さまに関しては機械での縫いにして、比較的安い値段で提供できていたのだ。
グッドイヤーウエルト製法の靴について只今、検討中なのであります・・・。
取引先業者さんの中高年の皆さま、どうかお体には気をつけてくださいね。

早速、昨晩から編み始める。
シマシマ
ただ編むだけでストライプに。
他の色も試したいぞ!

きれいな色に惹かれ、ゆっきんさんもじゃれる。