こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

皇帝ペンギン

昨日までの慌ただしさがウソのようなひま〜〜〜〜なお正月です。
特に元旦はTVも面白くないしで、DVDを借りてきました。

皇帝ペンギンです。
クリスマスには全然間に合わなかったセーターの袖部分を編みながらの観賞。こんな寒い日に暖かいお部屋で南極の映像を観る幸せ・・・。こういう時間がうれしいお正月。

皇帝ペンギンは卵を産んだあと、オスが暖めます。メスは歩いて海まで行き食事をとるのです。その間約2〜3ヶ月はオスはただひたすら待つ。卵を地面につけると凍ってしまうので地面につかないよう常に抱えているのです。そして卵がかえる頃、ようやくメスが戻ってきてヒナにゴハンを与えます。そこでようやくオスは解放されて、今度は自分が食べるための海までの長い旅に出ます。当たり前だけどほんとに子孫を残すそれだけのための人生・・・。動物はみんなそうですね。
わたしたち人間の少子化とかって動物学的にはありえないことなのかなぁ・・・なんて考えてしまいました。渡りをする鳥たちも子育てをするための土地に向かって何千キロも旅します。かったるいからやめておこうよ〜とかいう鳥がいてもおかしくないように思うのだけどみんな過酷な人生を受け入れている。(人生って人間に使うことばだっけ?)

なんだか全然お正月っぽくない話題になってしまった。明日水族館に行ってペンギンに会ってこようっと。