こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ハガレた・・・

実は修理で一番多いのがハガレ。
圧着機を使わないで作っているので付きの悪い底材のときはグッドイヤーウェルト製法で縫うようにし、セメント製法のときは付きの良いスポンジ系の底材を使うようにはしているのだけどつま先はちょっと引っ掛けたりしてハガレた〜ということがある。
修理屋さんで働いていたときもよくお客さんが剥がれた靴を持ち込んでいたので別にこびとく製に限らず市販の靴でもよくあることのようだ。剥がそうとするとどうにも剥がれないくせに剥がれて欲しくないときはちょこっと剥がれてしまうのが世の常のようでもある。
このビブラム社のタンクソールとか呼ばれる登山靴チックなごつい底はちょっと付きが悪い。
接着強化剤(すごいクサイの!)を塗ってから接着剤をつけてはいるのだけど、はがれるときははがれる。ちなみに写真はほんの少し剥がれたのを直すために無理やりさらに剥がしたものでこんなにぱっくり剥がれたわけではありません。念のため。
しかし、これを読んでいるお客さまの中にも「自分も剥がれた」という方もいるかもしれません。
ゴメンなさい。こびとくもう少し接着剤と底材の研究します!
でも圧着機導入の予定はありません。なるべく機械を使わない靴つくりにしたいし。
それに置く場所も・・・。
だめですか?








さて明日は冬至100万人のキャンドルナイトに参加しようと思います。
少しの間だけ部屋の明かりを消して、キャンドルを灯す。
エコでもあるけどロマンチックでもあるかな〜。
皆さんもぜひ。