こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

おすすめLIST

この日誌の読者でもあるお客さまのjokerさんがご自身のサイトの中のおすすめLISTでこびとのくつやを紹介してくださった。大切に扱ってくださっていて感激しました。jokerさんはネットを通じて知り合ったお客さま。だから最初は見ず知らずの他人だったわけだ。当たり前だけど。
だけどこびとくHPを見て、何かが響いたのだ。その何かはよくはわからないけど、「この人に」という気持ちなんだと思う。(自分で言うとエラそうかもしれないけど)
気持ちのいい人に
気持ちのいい作品を
気持ち良く
作っていただく

jokerさんのことばです。こんな気持ちでオーダーしていただいたのだとしたらこんな嬉しいことはないでしょう。
ちょっと前までは靴を作っている人が少なかったせいもあって、わたしがどんな靴を作っているかそんなことはおかまいなしにオーダーをいただくことが多かった。雑誌の取材でも結局はメディア側の都合のいい「女靴職人」として紹介されるだけで、誰も「こびとく」を見ていないと傷つくことが多かった。(小さなことで傷つくオトメだったせいもあるけど。今は強いよ!)
だけど最近ではそんなことが少なくなった。少しずつjokerさんのように理解してくださるお客さまが増えてきたように思う。そしてそれは、こんな風に日々考えていることを綴れるブログのおかげなんだと思う。もしこのブログ読者の中に「いつかこびとくにオーダーしたい」と思ってくださる人がいるのだとしたら、その「いつか」という気持ちだけでわたし、充分、お腹いっぱいです。まだ見知らぬ人が「いつか」と思ってくださるようなもの作りを心掛けたいものです。

なんだかまた優等生ぽい話になっちゃったかな。
では、本音。「いつか」とは言わずオーダーは「いつでも」どうぞ。
jokerさんのブログはコチラ。これが金沢展中に買った吹きガラス
実は明日からまた金沢の予定